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Equator™ について

Equator は、低コスト設計 (特許取得) そして独特な構造と動作方式を採用した、中~大量生産品の高速比較計測を行うシステムです。

Equator ゲージングシステム

Equator は独特な設計と動作方式を採用したシステムです。斬新な測定機として広く選ばれています。

Equator システムは、用途と製造プロセスのニーズに合わせて、ハードウェア、ソフトウェア、手動操作用アクセサリ、自動操作用アクセサリを適宜選択して構成します。

比較プロセス

Equator は、高い繰り返し精度を備えた画期的な測定システムです。製造したパーツと基準となるマスターパーツとを比較する、従来手法をベースにしています。パーツの測定と同等の速度でマスターを再測定し、現場温度の変化をマスターデータに反映します。リマスタリング (マスターパーツの再測定) を行うことでシステムをリセットして正確な比較測定ができるようになるため、現場の幅広い温度変化にも対応できます。

マスターパーツを測定してマスターデータを作成し、同じ測定ルーチンを使用して各製造パーツの測定します。その後、各製造パーツのデータをマスターのデータと比較して、そのパーツの実際のサイズとユーザー定義の公差内であるかどうかを確認します。

CMM Compare

CMM Compare ステータス

CMM Compare は、三次元測定機の持つ校正済み絶対精度を現場に反映するプロセスです。Equator の測定結果に対するトレーサビリティを確保できるようになります。三次元測定機でマスターパーツを測定してキャリブレーション (.cal) ファイルを作成し、このファイルを Equator で流用します。マスターパーツとしては、任意の製造パーツを使用できます。

「マスタリング」中に、このキャリブレーション (.cal) ファイルが読み込まれ、各ポイントで製造パーツの測定データと比較します。

Feature Compare

要素オフセット比較ステータス

Feature Compare は CMM Compare の代替として使用できるプロセスで、マスターパーツのキャリブレーションを大幅に簡素化します。Feature Compare では、検査レポートからマスターパーツの測定データを取得し、各形状のサイズ、位置または方向の実測値を手入力します。

マスターパーツは、三次元測定機や校正済みのハンドゲージなど、さまざまな方法で測定します。

Golden Compare

Golden Compare ステータス

Golden Compare では、図面寸法どおりに作られたマスタパーツ (Golden Master) を使用します。Golden Compare は、マスターパーツが図面の設計値で製造されていることが前提です。そのため、マスターパーツに設計値との偏差があると、その偏差が測定結果に現れます。

Golden Compare は、最初にマスターパーツを三次元測定機で測定する必要がない点が他の比較手順と異なります。