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RESOLUTE™ FS アブソリュートエンコーダシステム with RTLA30 リニアスケール

特徴

  • シリアルインターフェース: BiSS® Safety、Siemens DRIVE-CLiQ®
  • リードヘッドサイズ: 36×16.5×17.2mm
  • 最高分解能 1nm (100m/s 時)
  • 精度±5µm/m (20℃時)
  • 熱膨張率 (20℃時): 10.1±0.2µm/m/℃
  • 準拠規格:
    ISO 13849 カテゴリ 3 PLd
    IEC 61508 SIL2
    IEC 61800-5-2 SIL2

メリット

  • 使い勝手がよく、頑丈なテープスケール
  • ガイド式のスケールシステムで、スケールの簡単な取付けと交換が可能
  • 優れたモーションコントロール性能
  • 広い取付け公差
  • 高い位置決め安定性を実現する 10nm 未満のジッタ
  • 高度診断ツールにも対応

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RESOLUTE FS とは

RESOLUTE FS (Functional Safety: 機能安全) は、汚れに対する高い耐性と優れた仕様を備えた、まったく新しい光学式アブソリュートファインピッチエンコーダシステムです。最高速度 100m/s で 1nm の分解能を実現した、世界初のアブソリュートエンコーダです。周期誤差とジッタが非常に低いため、同等クラスの他のエンコーダよりもはるかに優れたロータリエンコーダシステムを構築できます。機能安全のための SIL2 および PLd に、準拠しています。

RTLA30 スケールとは

RTLA30 は、30µm ピッチの絶対位置スケールコードを刻んだ、薄型のステンレススチールテープスケールです。精度は±5µm/m で、最大長は 21m です。取付け方法には 2 種類あります。どちらの方法でも、機材に影響されない熱膨張率を確保しつつ簡単に取り付けられます。

RTLA30 には、画期的な FASTRACK™ スケールガイドシステムを使用できます。このシステムでは、取付け穴が不要で、短時間で簡単にスケールの経路を敷設できます。位置合わせのためのスペーサを外して、テープスケールを経路に挿入します。

RTLA30-S の貼付けには、両面テープを使用します。両面テープは、機材に影響されない熱膨張率を維持できるように製造されています。

なお、どちらのスケールタイプにしても、1 箇所をクランプ固定して基準位置を配置して、取付けを完了します。

このエンコーダシステムのメリット

トラブルシューティングとトラブル解決が簡単

高度診断ツール ADTa-100 で、RESOLUTE™ リードヘッド (ADT マーク付き) からさまざまなリアルタイムデータを取得できます。取得したデータは、ソフトウェアの ADT View で表示します。システムのセットアップには、リードヘッド内蔵のセットアップ LED で十分なことがほとんどですが、通常よりも取付け条件が難しい場合に高度診断ツールが有効です。また、高度診断ツールをエンコーダパフォーマンスの確認に使用したり、システムのトラブルシューティング時に活用してダウンタイムの長期化を回避したりできます。

機能安全認定

RESOLUTE FS は、下記の機能安全規格に準拠した、オープンタイプ光学式アブソリュートエンコーダシステムです。

ISO 13849 カテゴリ 3 PLd
IEC 61508 SIL2
IEC 61800-5-2 SIL2

安全制限速度などの、機械の安全機能の中には、エンコーダからのフィードバックに、機能上の安全性を求めるものがあります。安全性規格の認証を受けたエンコーダを採用することで、機械の認証を大幅に簡素化できます。高度な機械安全性機能を採用することで、工作機械メーカーは、芯出し時間や停止時間を短縮する高度な機能性を備えた、安全性の高い機械を製造できるようになります。

広い取付け公差

RESOLUTE FS は、2 本のトラック (インクリメンタル 1 本、アブソリュート 1 本) を横に並べて配置するという従来方法を採用していないため、ヨー方向のわずかな角度のずれによる位相ずれの問題が発生しません。代わりに、絶対位置と位相情報を 1 点のコードにまとめた、単一トラックの光学式アブソリュートスケールを採用しています。これにより、RESOLUTE FS の取付け公差は広くなっているため (ヨー公差±0.5°)、短時間で簡単に取付け可能で、また軸が静止する場合でも動く場合でも長期にわたって優れた信頼性を確保しています。さらに、取付けの精度を簡単に診断するためにセットアップ LED がリードヘッドに組み込まれています。

外部インターフェースオプション

Siemens DRIVE-CLiQ 外部インターフェース

  • Siemens DRIVE-CLiQ シリアルインターフェースに必要RESOLUTE 真のアブソリュート光学式エンコーダ用の DRIVE-CLiQ インターフェース
  • 高精度ロータリシステム用のデュアルヘッド入力にも対応
  • 通信アラームを表示
  • リードヘッド LED と同期

他のシリアルインターフェースには外部インターフェースは不要です。

高度診断ツール ADTa-100 (アクセサリ)

高度診断ツール ADTa-100

RESOLUTE エンコーダリードヘッド (ADT マーク付き) は 高度診断ツールと ADT View ソフトウェアに対応しています。取付けや診断が難しい場合に役に立つ、エンコーダのさまざまなデータをリアルタイムで取得できます。ソフトウェアのインターフェースは直感的な作りになっています。また、下記の機能が使用できます。

  • リモートキャリブレーション
  • 軸のフルストロークにわたる信号の最適化
  • エンコーダ位置をデジタル表示 (スケールに対する相対位置)
  • データのエクスポートと保存
  • 原点の設定

シリアルインターフェース

シリアルインターフェース内容データシート
BiSS Safetyレニショーアブソリュートエンコーダは、BiSS Safety (単一方向) オープンプロトコルに対応しています。BiSS Safety は高い加速度、スムーズな速度制御、優れた双方向繰り返し精度、確実な位置決めの安定性が求められる動性の高い軸に最適な、高速シリアルインターフェースです。
BiSS Safety 対応の RESOLUTE FS は、リニアとロータリ (角度位置決め用) システムのどちらとしても使用できます。
RESOLUTE FS BiSS Safety

Siemens DRIVE-CLiQ

Siemens DRIVE-CLiQ シリアルインターフェース対応の RESOLUTE FS は、リニアシステムとロータリ (角度位置決め用) システムのどちらとしても使用できます (外部インターフェース必要)。Siemens DRIVE-CLiQ は、エンコーダと直接測定システムを SINUMERIK および SINAMICS で接続するための、革新的で高機能な通信インターフェースです。

RESOLUTE FS Siemens DRIVE-CLiQ

技術仕様

対応スケール

RTLA30/FASTRACK: ガイドシステムとステンレススチールテープスケール

RTLA30-S: FASTRACK を使用せずに機材に直接貼り付ける、絶対位置コードが刻まれた両面テープ式ステンレススチールテープスケール

リードヘッドサイズ (長さ×幅×厚さ)

36mm×16.5mm×17.2mm

スケールピッチ

公称 30µm

熱膨張率 (20℃時)

10.1±0.2µm/m/℃

精度等級 (20℃時)

±5µm/m

スケール長

BiSS Safety: 最長 21m (分解能 1nm の場合)、最長 13.42m (分解能 50nm の場合)

Siemens DRIVE-CLiQ: 最長 17.18m まで (分解能 1nm の場合)、最長 13.42m (分解能 50nm の場合)

最高速度

最高 100m/s

(詳細はデータシート参照)

シリアルインターフェース*

BiSS Safety、Siemens DRIVE-CLiQ†

分解能

50nm、1nm

周期誤差

±40nm

電気接続

BiSS Safety: 最大ケーブル長 10m。D サブ 9 ピンコネクタ、M12 コネクタ

Siemens DRIVE-CLiQ: 最大ケーブル長 10m。M12 コネクタ

電源

5V±10%、最大 250mA@5V (終端)

振動 (動作時)

最大 300m/s2@55Hz~2,000Hz

衝撃 (非動作時)

1,000m/s2、6ms、½ sine

動作時温度

0℃~+80℃

防水防塵性能

IP64

詳細については、データシートを参照してください。

BiSS Safety および Siemens DRIVE-CLiQ の仕様については、データシートを参照してください。