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高度診断ツール (ADT)

高度診断ツール (ADT) の概要

高度診断ツール ADTa-100 は、RESOLUTE™EVOLUTE™FORTiS™ アブソリュートエンコーダから、高度診断ツール ADTi-100 は VIONiC™QUANTiC™ATOM DX™ インクリメンタルエンコーダからリアルタイムにデータを取得するツールです。取得したデータは、ソフトウェアの ADT View で表示します。リードヘッドに搭載したセットアップ LED でシステムのセットアップを問題なくできることがほとんどですが、セットアップが難しい場合には高度診断ツールが便利です。また、システムのトラブルシューティングにも活用できます。

高度診断ツールは Windows® タブレットや PC に USB 接続します。また、ADTi-100 は制御ループの一部として、リードヘッドとコントローラの間にインライン接続できます。

ADT View の概要

ADT View はダウンロード可能なソフトウェアで、使用方法は簡単です。ADTi-100 や ADTa-100 から取得したリアルタイムデータを表示します。ソフトウェアインターフェースは直感的に使える設計になっており、便利な機能が搭載されています。ADT から取得した情報を表示し、主要データのエクスポートや保存などが行えます。

高度診断ツール

ADTi-100

VIONiC 高度診断ツール

ADTi-100 は VIONiCQUANTiC または ATOM DX インクリメンタルエンコーダと使用します。

機能とメリット

  • リードヘッド調整に役立つリアルタイムのリモートモニタリング
  • 信号レベルの目視確認
  • リファレンスマークの位相調整の目視確認
  • リミットスイッチの目視確認
  • リードヘッドピッチの目視確認
  • インクリメンタル信号とリファレンスマーク信号の簡単なリモートキャリブレーション
  • オートゲインコントロールのステータスの目視確認
  • オートゲインコントロールをワンクリックで切替え可能
  • 移動軸のフルストロークにわたる位置ごとの信号強度を表示
  • DRO 出力
  • リサジュ出力
  • データを CSV ファイルに保存可能

*ATOM DX にはリミットスイッチがありません。またリードヘッドピッチ機能にも対応していません。

ADTa-100

高度診断ツール ADTa-100

ADTa-100 は RESOLUTEEVOLUTE または FORTiS アブソリュートエンコーダと使用します。

機能とメリット

  • リードヘッド調整に役立つリアルタイムのリモートモニタリング
  • 信号レベルの目視確認
  • 軸のフルストロークにわたって位置と信号強度の関係を表示し、取付け状態の最適化、診断、現場修理の実施確認などに役立ちます。
  • DRO 出力
  • データを CSV ファイルに保存可能
  • ゼロ位置設定可能
  • スタンドアロンモード動作でも ADT View と連携して詳細情報取得も可能
  • アラームや警告の目視確認
  • プロトコルに非依存

高度診断ツールおよび ADT View の入手方法

  • ADTi-100 はレニショーにご注文ください (パーツ No. A-6195-0100)。
  • ADTa-100 はレニショーにご注文ください (パーツ No. A-6525-0100)。
  • ADT View は、以下からダウンロード可能です。

ソフトウェアのダウンロード

  • ソフトウェアダウンロード: ADT View ソフトウェアバージョン3.8.0.0 [en]

    ADT View はキャリブレーションや診断に活用できる包括的なフィードバックを VIONiC™、QUANTiC™、ATOM DX™、RESOLUTE™、EVOLUTE™、FORTiS™ エンコーダシステムからリアルタイムに取得します。このソフトウェアは、ADTi-100 と一緒に使う必要があります。このハードウェアの購入については、レニショーまでお問い合わせください (パーツ No. A-6195-0100)。このハードウェアは USB ケーブルで Windows® タブレットまたは PC に接続するか、接続機器にインライン接続します (インライン接続は ADTi-100 のみ)。

参考情報

バージョン: 3.8.0.0

リリース日: 2020 年 10 月

概要: QUANTiC インクリメンタルエンコーダの新アナログタイプ追加、バグの修正、操作性向上

改善点:

  • QUANTiC の各アナログタイプに完全対応
  • インクリメンタルエンコーダの対応型式 (パーツ No.) 拡大
  • 操作性およびインターフェースの改善
    -モードを変更しても喪失しない設定の追加
    -インストール処理の改善
    -リサジュグラフの精度と視認性の改善

本リリースで既知の問題:

  • 古いままの用語や、言語設定を変更しても英語のままの用語があります。
  • QUANTiC のアナログタイプからデータを .CSV ファイルに保存すると、分解能が記載されません。また、記載されるものの、有効ではない項目もあります。