データ駆動型ものづくり
データが支えるインダストリ 4.0 へのみちのり
ソフトウェア/デジタルソリューション
クラウドコンピューティング、人口知能 (AI)、産業分野のモノのインターネット (IIoT) といった急速な技術の発展を受け、産業のデジタル化が加速しています。
工場内で収集し処理するデータの量はかつてないほど増えている現在。インダストリ 4.0 の波に乗るには、適切なタイミングで適切なデータを手に入れられるメーカーである必要があります。
加工工程の隅々からデータを集めて解析することで工程改善のヒントが見つかり、ひいては実際に起きる前にエラーを予測し、特定し、さらには修正できるようになります。
レニショーでは、機械データ、プロセスデータそしてパーツデータの見える化とモニタリングのための補助的なソフトウェアやデジタルソリューションを幅広くお届けしています。
スマートファクトリーのためのスマートアプリ
レニショーが展開する見える化のためのツールの代表例が Reporter です。数多くの工作機械やコントローラに対応し、パーツの計測データを見える化できる、シンプルかつ高機能なアプリケーションです。
計測データを工作機械上で確認したり、CSV ファイルへのエクスポートや標準的なプロトコルとの接続を介して外部解析したりできます。Reporter は Windows® ベースの CNC コントローラか、イーサネットでコントローラに接続した Windows タブレットにインストールします。

Reporter の特徴:
- 各パーツの合否のリアルタイム結果や履歴を工作機械上で確認可能
- 工具摩耗や熱ドリフトの影響といったトレンドをモニタリング
- データエクスポート機能でオンマシン計測データを収集および共有可能
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スマートなものづくりに豊富な経験
スマートな考え方。50 年以上も前にレニショーの共同創立者がタッチトリガープローブを開発した背景には、この考え方があります。この画期的な製品によって、ものづくりにおける当時の課題が解決し、そして世界的な三次元測定の革命へと発展しました。
レニショー社内ではデジタル化を 90 年代初頭から始めました。レニショープローブへの需要が急拡大した頃です。そして、レニショーがものづくりの課題解決にトレードマークとして掲げる「革新的」という考え方から生まれたのが、RAMTIC (Renishaw Automated Mill Turn Inspection Centre: レニショー自動複合加工機検査センター) です。
RAMTIC の開発でプロセスコントロールによって高いレベルの加工精度と自動化が実現し生産性が上がりました。着想のきっかけは、ある要件を満たすためというものでしたが、過去のタッチプローブのように、RAMTIC によってレニショーのものづくりは一新しました。
今日でも、我々がスマートなものづくりを目指す中心には、スマートな考え方があります。我々は単に製品を作ってその地位を確立しただけではありません。40 年にわたったスマートなものづくりを実践しています。外部にアドバイスを求めたり、デジタル化についてサポートを受けたりするのに、我々が適任であることは言うまでもないでしょう。
プロセスコントロールに対してのレニショーのデータ駆動型アプローチ

当社もメーカーとして、当社の顧客が直面している生産上の課題を抱えています。
- 生産性の向上
- 一貫した性能
- 自動化レベルの向上
- コスト削減と世界的な競争力向上
レニショーでは、自社の製造工程で発生するばらつきの根源撲滅や制御に独自の革新的アプローチをとっています。もちろん、このような共通課題の解決に、自社製品で取り組んでいます。また、自社の製造工程から学んだことは、お客様とも共有しています。そして共有したお客様たちは、厳しい公差を満たす高品質パーツを、最小限の人の介入で、安定生産するに至っています。
プロセスコントロールについてご覧ください
レニショーは、革新技術、実証済みの手法および専門知識に裏打ちされた、生産活動の不安定要因の特定と制御を行うための系統的なアプローチを確立しています。
収益性の向上や競争力の強化に、どのようにプロセスコントロールが役に立つかご覧ください。

Productive Process Pyramid (ピラミッド型高生産性プロセス)