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アライメントレーザーシステムが加わりレニショーの工作機械用キャリブレーション製品ラインナップが拡張

2019 年 5 月

レニショーは、工作機械の組立てやアライメント調整への使用を想定して XK10 アライメントレーザーシステムをリリースしました。従来の測定手法の代替となるシステムで、直線軸の真直度や直角度、平面度、平行度、水平度および回転軸の主軸方向や同軸度の精度調整に使用できます。機械製造時におけるこれらの要素を、XK10 のリアルタイム表示を基に測定および調整できます。また XK10 は、衝突が起こった後の診断用や定期メンテナンス用の高機能ツールとしても活用できます。

XK10 は、最長 30m の機械直線軸や回転軸の誤差を測定およびアライメント調整できます。また、直角定規やテストバーといった相当な費用のかかるキャリブレーションや輸送が必要な測定治具が不要です。機械のガイドにシンプルに取り付けられるため、従来の方法と比較してセットアップや機械測定を短時間で行えます。平行度測定といった複雑な測定も 2 段階の簡単なプロセスで行えるようになるため、従来の方法で見られるレール間の距離を考慮する必要がなくなります。

XK10 のインターフェースは直感的に操作できるデザインのため、高度な操作スキルは不要です。測定値はデジタル形式で取得でき、取得した値はエクスポートして国際規格とのトレーサビリティを確保したり、堅牢なタブレットで直接表示したりできます。

レニショーの XK10 アライメントレーザーシステムは従来の測定治具を使用する際に見られる課題を解決し、システム単体でさまざまなタイプの工作機械に対応します。

XK10 アライメントレーザーシステムを工作機械の組立工程の改善に役立てる方法については、EMO Hannover 2019(9 月 16 日~21 日)のレニショースタンド(第 6 ホール、D48 スタンド)までお越しください。

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