ブレードの測定
APEXBlade、SurfitBlade、MODUS で構成される Blade Toolkit。標準測定技術の限界を克服
従来のブレード検査方法では、断面数が制限されていました。しかし、REVO のスイープスキャン技術なら、ブレード全体を正確かつ短時間に測定し評価できます。
高精度のプローブデータに基づいて、断面 (数は無制限) や表面全体を解析できます。
Blade Toolkit を使ったプロセスでは、まず APEXBlade を用いて衝突のないスイープスキャンプログラムを自動作成します。その後、三次元測定機上で MODUS を介してこのプログラムを実行します。
スイープスキャン操作により、エアフォイルの表面全体をカバーする正確な「ポイントクラウド」が作成されます。そして、MODUS のポイントクラウドセクショニング機能を使用することで、任意の場所に断面を作成できます。
完全なデータが保存されるため、再測定しなくても、必要に応じて断面を追加できます。
その後のデータ処理方法としては、以下の 2 種類があります。

寸法計測
MODUS により断面データを取得し、CAD モデルの設計要件と比較します。解析結果は MODUS Reporter で出力します。MODUS から PDF 文書を作成することも可能です。
エンジニアリング
SurfitBlade でデータを処理し、完全な NURBS 面を作成します。空気力学解析や応力解析などにも使用できます。