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強力かつ高性能のブレード測定・解析ツール

レニショーでは、航空機ブレードの測定と製造用に特別に設計された三次元測定機(CMM)用の高性能ハードウェアとソフトウェア製品ファミリーの開発に注力しています。

2013 年 6 月 10 日

大型ブレードを計測する Renscan5 REVO®レニショーでは、航空機ブレードの測定と製造用に特別に設計された三次元測定機(CMM)用の高性能ハードウェアとソフトウェア製品ファミリーの開発に注力しています。

これらの製品はいずれも、数々の賞を受賞した REVO® 5 軸計測システムを補うもので、REVO スイープスキャンと DMIS プログラミング用の APEXBlade™ プランニングソフトウェア、ブレードセクションプロファイルとエアロフォイル特性の計算およびレポート用の MODUS™ エアロフォイル解析、およびエアロフォイル全体のリバースエンジニアリングを助ける SurfitBlade™ が含まれます。

過去には、計測技術の制限によりブレードはセクションごとに計測されていました。現在では、レニショーの新しい製品ファミリにより、ブレード全体を短時間で正確に検査することができ、高精度タッチプローブのデータに基づいて無制限のセクションや表面全体の解析が可能になります。

APEXBlade は、衝突のないプログラムを短時間で作成して REVO 計測システムを駆動し、複雑なスイープスキャンを実施することで、ブレード表面全体からポイントクラウドデータを収集するために設計されたソフトウェアパッケージです。計測プランを自動作成する前に、仮想 REVO CMM 環境に CAD モデルがインポートされます。スイープスキャンでは、横方向と縦方向のスキャンがサポートされており、各スイープを個別に行うことができるため、実際の位置が公称 CAD と大幅に異なることが予想される場合のエッジに有益です。ユーザーは、納得のいくプログラムを完成した時点で、DMIS ファイルを生成し、これをレニショーの MODUS 計測ソフトウェア内で実行することができます。

REVO ブリスク CAD フェードレニショーのブレード計測に対する新しいアプローチの主要利点は、エアロフォイルとルート表面全体にわたって先端の中央データポイントクラウドが作成されることです。その後、MODUS ポイントクラウドセクショニング(MPCS)機能により、定義された平面を取得したポイントクラウドと交差させることで、「オンサーフィス」セクションが作成されます。これは計測時に実施するか、将来的に別の場所の追加セクションが必要になったときに、ブレードの再計測を行わなくても実施することができます。

その後、MODUS エアロフォイルモジュールにより、ユーザーは CAD モデルからの公称エアロフォイルセクションと、MPCS からの実際のセクションを取得してブレードの取り付け機能を確認し、ブレードセクションプロファイルとエアロフォイル特性をレポートすることができます。MODUS には包括的なグラフィックレポートツールが用意されており、他のすべての形状計測レポートと完全に統合されたプロファイル計測結果を PDF ファイル形式で出力できます。

統合ブレードローターの画像リバースエンジニアリング機能を必要とするお客様は、レニショーの SurfitBlade ソフトウェアをお使いいただけます。これは、計算流体力学と有限要素解析などの下流プロセスに使用する NURBS ブレード表面形状 を作成するためのオフラインアプリケーションです。さらに、ブレードの一連の結果から平均的なブレード形状を確立することができます。

要するに、レニショーのエアロフォイル検査スイートは、CMM プログラムの自動作成、高精度 REVO データの高速収集を行い、断面や表面全体の解析用の包括的なツールを提供します。

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全文書内容およびイメージの著作権:Renishaw plc

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