SupaScan
ワーク芯出しや、表面状態および形状確認のための超高速プローブ計測
高速加工: 最速の主軸プローブ計測ソリューション
高分解能: 表面状態の計測で切削の不具合を検出
詳細情報: シンプル形状のフォーム情報
SupaScan は、ワークのスキャニング計測や超高速タッチ計測が可能な、使いやすい工作機械用プローブ計測システムです。
SupaScan は、ワークセットアップを目的とした最速のオンマシンプローブ計測ソリューションです。また、表面状態とフォームのモニタリングも可能なため、オンマシン寸法計測の活用の幅が広がります。
スクラップの低減、生産性の向上、収益の拡大。SupaScan は複雑な加工プロセスの維持制御に貢献します。
既存のオンマシン計測サイクルのサイクルタイムを短縮

Inspection Plus のプログラミングは、G コードを使って手作業で行うことも、プログラミング用アプリである GoProbe や Set and Inspect で行うこともできます。
計測サイクルタイムを最大 60% 短縮
高速ポイント計測
SupaScan の QuickPoint マクロは、タッチ計測のサイクルタイムを極限まで縮めたいユーザーに最適です。
トリガー信号ではなく OSP60 プローブのアナログ機能を使うことによって、従来のタッチトリガーシステムよりも最大で 60% 速いポイント測定を可能にします。
超高速スキャニング
SupaScan はタッチ計測と比較して、プリズマテック形状ワークの寸法計測サイクルタイムの最大 60% 短縮を可能にします。
早送り速度 (G0)(プローブがワーク表面に向かって移動できる物理的な最高速度) で実行しても、ワークセットアップサイクルから正確な計測結果を取得できます。
形状フォームの問題検出
OSP60 プローブを用いたオンマシンスキャニングなら、タッチ計測では見逃される可能性のある形状の不具合も検出可能です。
スキャニングマクロサイクルで、極めて小さい円の直径、大きな円の直径、面の高い点、面の低い点を計測できます。そしてフォームデータを NC 変数に出力して、下流工程の制御に活かすことができます。
表面状態のモニタリング

表面の不具合を計測
SupaScan は、過度な表面のうねり、表面で最も高くなっている点、表面にある段差などの、頻繁にみられる表面に関連する不良を計測できます。
表面状態のモニタリングを自動化することで、ワークを工作機械内に配置したままこのような問題を解決および修正できます。計測再現性の向上や、再加工やスクラップの低減につながります。
Surface Reporter で表面トレースをリアルタイム確認
Surface Reporter は、ワークの表面状態をリアルタイムでグラフ形式で確認するための補助アプリケーションです。
色分け表示されるため、ワークの表面が公差の範囲内かどうかを明確に判別できます。
システム構成品
OSP60 寸法計測プローブ
工作機械用アナログスキャニングプローブです。スキャニング計測とタッチ計測の両方を実行できます。
OMM-S 受信機
OSP60 寸法計測プローブ専用のオプチカル信号伝達式受信機です。
OSI-S インターフェース
工作機械との入出力を処理するオプチカルインターフェースです。

DPU-1 データプロセッサ
スキャンして取得した計測データを処理および格納します。また、後続の処理で使用できるよう、計測結果を機械変数に (CNC API を介して) 保存します。
G コードマクロ
スキャニング計測とタッチポイント計測には、Inspection Plus マクロと SupaScan マクロを使用できます。
Surface Reporter
表面状態のトレース、パーツの合否、Wt の値を表示するアプリケーション。工作機械に接続した Microsoft® Windows ベースのデバイスで動作します。
Next step
SupaScan の採用をご検討の際は、最寄りのレニショーオフィスまでお問い合わせください。