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QC20-W ボールバーシステム

20 年近くにわたってボールバー市場をリードしてきたレニショーでは、引き続き QC20-W ワイヤレスボールバーシステムによりそのマーケットリーダーとしての位置付けを確保しています。

レニショーのボールバーテストとは

QC20-W - 操作と特長

レニショーの QC20-W ボールバーシステムは以下のものから構成されます。

  • ボールバー本体(両側に精密なボールを配した超高精度のテレスコープリニアセンサー)
  • 2 つの高精度のマグネットマウント。機械テーブルと機械主軸または主軸ハウジングに保持されます。

使用時には、センサーのボールがマグネットカップに三点支持方式で保持されます。このように設置されたボールバーは、機械がテーブル上のマウント周囲にプログラムされた円形パスをたどるときに、半径のごくわずかな変化も測定できるようになります。

収集されたデータは、PC に送られ、レニショーのソフトウェアにより、ISO 230-4 や ANSI/ASME B5.54 などの国際規格に従って、総合的な位置決め精度(真円度、真円度偏差)を計算し、レニショー独自の解析レポートに出力することができます。このレポートでは、独自の数学解析により一連の測定値から多くの機械誤差を診断することも可能です。データは、グラフに加えて数値でも表示され、容易に診断を行うことができます。

ボールバーのメカニズムについては、ボールバーテストについてページをご覧ください。

ボールバーテストの利点

ボールバーテストでは、広く認知されている国際規格(ISO、ANSI/ASME など)に準拠して CNC 工作機械の位置決め性能を簡単かつ短時間でチェックすることができ、機械性能のベンチマーク検査と履歴管理を行うだけでなく、メンテナンスが必要となるような問題を短時間で診断できるようになります。  

 工作機械をボールバーで定期的にテストすることで、次のようなメリットが得られます。 

  • CNC 機械で製造するパーツ精度を初品から確保
  • 機械停止時間、スクラップ、検査コストの低減
  • 機械性能と品質管理規格の適合性の証明
  • 正確なデータに基づくメンテナンス計画の導入

レニショーの QC20-W ボールバーを使用する理由では、製造プロセスにレニショーボールバーテストを応用する利点について、詳しくご紹介しています。

QC20-W ボールバーの概要

QC20-W システムは、レニショーの長年にわたるボールバーテストの経験に基づいて開発されており、はるかに多くの機能と操作上のメリットを提供します。

  • Bluetooth ワイヤレス技術を使用しているため、ケーブル取り扱いの問題がなく、機械ドアを閉じた状態で操作でき、システム損傷の可能性も低減
  • 新しいハードウェアおよびソフトウェアにより、“パーシャルアーク”(220°)テストが可能です。これにより次のように柔軟なテストを実施することができます。
    • 改良された Z 軸テスト(専用の固定具が不要)
    • Z 軸ストロークに制限があるテスト(例えば、マシニングセンターの Z 軸や旋盤の X 軸)
    • 2 つのテストの“パーシャルアークテスト”により 1 度のセットアップから三平面のテストを行い、“空間解析”を行う能力 
  • データの読み取りを高速化し、スモールサークルテストや高速送り速度での解析を向上
  • 機能を拡張したソフトウェアには、充実したテストや使い勝手を向上する多くの新機能が搭載されています。 

オプション

QC20-W ボールバーシステムは、各種アクセサリーの使用で機能を拡張できます。

  • 追加エクステンションを使用すると、半径 1350mm までのテストの実施が可能
  • スモールサークルキットを使用すると、半径 50mm のテスト実施が可能 
  • さらに、VTL アダプタを使用して 2 軸の機械でテストを実施したり、旋盤用アクセサリキットを使用したりして多くの旋盤でテスト実施が可能 

これらすべてのオプションに加えて、様々な送り速度で柔軟に使用できる QC20-W により、多様なテストを実施することができます。