ナビゲーションのスキップ

レニショー光学式エンコーダの歴史

1980 年代初頭に精密測定事業を拡大する過程で、三次元測定機および工作機械市場における高性能位置決めエンコーダの重要性が高まっていることを、当社は認識しました。これを受けて、Research 部門が Optical Projects Department を設置したのが 1984 年のことです。1988 年には、主に三次元測定機市場と精密測定市場に焦点を合わせた初の RG 光学式スケールのプロトタイプを、続いて初の光学式リードヘッド RGH1 を開発。そして客先への供給を 1989 年に開始しました。リードヘッド内のデジタル内挿分割、電子格子統合型干渉縞検出器、セットアップツールや診断ツールを必要とせずにエンコーダの簡単な取付けを可能にする内蔵セットアップ LED。これらはその当時開発された技術です。これらを背景に、1994 年には米国の顧客への初の大量納品に至りました。ここから 1996 年の RGH22 リードヘッドの導入、そして 1999 年の RGH24 リードヘッドの導入につながりました。

2002 年、スケール製造におけるレーザー切断が大幅に進歩したことから、高精度リングスケール RESR の開発に至りました。そして、RGH2 シリーズに搭載されていたフィルタリング光学機構を高性能内蔵信号処理で強化することで、2004 年に SiGNUM™ シリーズが、2008 年には超小型エンコーダの TONiC™ が生まれました。リードヘッドの小型化と測定性能の向上が実現しました。

そして、世界初の真のアブソリュートファインピッチエンコーダ RESOLUTE™ の導入で新たな境地を切り開いたのが 2009 年のことです。低周期誤差、低ジッタ、最高分解能 1nm、最高速度 (リニア) 100m/s で絶対位置測定が可能になりました。

2014 年、電子部品と光学部品の小型化により誕生したのが、ATOM™ シリーズです。超小型ボディで、トップクラスの信号安定性、汚れ耐性、信頼性を誇るエンコーダです。さらにこの発展により、TONiC シリーズから新たな派生種である、高性能オールインワンデジタルエンコーダ VIONiC™ が 2016 年に、簡単取付けエンコーダ QUANTiC™ が 2018 年に誕生しました。

2021 年は新シリーズ FORTiS™ リリースのときです。この新シリーズは、RESOLUTE 搭載の実績ある技術に、強力なシーリング設計と革新的な非接触設計を融合したクローズドタイプリニアアブソリュートエンコーダです。簡単取付け、高い振動耐性、優れた繰り返し再現性、従来のクローズドタイプエンコーダよりも低いヒステリシスなどが特徴で、高精度な位置測定を実現します。

40 年を迎えるレニショーのエンコーダビジネス。ロボット、自動化、モーションコントロール、精密測定、電子部品製造、フラットパネル製造など、要求の厳しい市場や用途のための多様な製品ラインでの好調な販売に支えられ、ますます発展し続けています。現在、レニショーのエンコーダはモーションコントロール界で最先端の地位を築いており、世界最高仕様の機械、比類ないサービス、品質と性能を提供しています。