レニショー、サイド取り出しケーブルを備えた RESOLUTE™ アブソリュートエンコーダを発売

世界的なエンジニアリングテクノロジー企業、レニショーは、ロータリー（角度位置決め用）スケールとリニアスケールの両方で使用できるサイドケーブル取り出し口を備えた新タイプの RESOLUTE リニアアブソリュートエンコーダを発売します。

世界的なエンジニアリングテクノロジー企業、レニショーは、ロータリー（角度位置決め用）スケールとリニアスケールの両方で使用できるサイドケーブル取り出し口を備えた新タイプの RESOLUTE リニアアブソリュートエンコーダを発売します。この構成は、使用できるすべてのプロトコルとの互換性を備えており、フラットパネルディスプレイ（FPD）、電子部品のアセンブリやテストマーケットからの要望に応えて開発されています。

RESOLUTE は、世界最先端かつシングルトラックの真のアブソリュート光学式エンコーダシステムです。このシステムは、非常に大きなセットアップ公差、汚れに対する高い耐久性と長期にわたる高い信頼性、電源投入後に原点復帰を行う必要なく即時操作できること、サブディビジョナルエラー（SDE）とジッタの低さ、高速性能などの利点に加え、ミスカウントおよび不適切な整流を障害モードとして排除するなどの安全上のメリットを備えています。これらの機能により、エンドユーザーは稼働時間を引き伸ばし、安全性を向上して、維持経費を削減することができます。

サイド取り出しケーブルは、軸の移動を最大化することができるため、長手方向のスペースが限られた位置決めアプリケーションに最適です。そのため、エンコーダでは、同じスケール上に横に並べてリードヘッドを配置できるため、LCD（液晶ディスプレイ）製造の液体分注システムなどのアプリケーションや、半導体製造、エレクトロニクスアセンブリとテストなどの各種ステージで軸上の複数のステーションを制御できるようになります。ロータリー（角度位置決め用）アプリケーションでは、他のケーブル群と一緒にサイド取り出しのリードヘッドケーブルを通すことで、デザイン上もエレガントな解決策が得られるだけでなく、場合によってはサイズとパッケージング費用を低減することができます。

レニショーのサイド取り出しケーブルを備えた RESOLUTE リニアアブソリュートエンコーダの発売は、現在の機能の拡張を象徴するものです。これにより、ユーザーはアプリケーションのスペースが限られている場合でも、サイドケーブルの RESOLUTE を使用できるようになります。

RESOLUTE アブソリュート光学式エンコーダシステムには、高精度の各種リニアおよびロータリー（角度位置決め用）スケールを用意しており、オープンプロトコルと各社プロトコルの両方を提供しているため、業界標準の各種モータードライブとコントローラに接続することができます。RESOLUTE は、CE 認定を受け、RoHS と WEEE に準拠しており、レニショーにより ISO 9001:2008 に準拠した厳しい品質制御の下で自社製造されています。RESOLUTE は、レニショーの他のエンコーダと同様、優れた対応の世界的なセールスとサポートネットワークによってサポートされています。

www.renishaw.jp/resolute

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