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レニショー、キャリブレーションシステム向けの新しい CARTO ソフトウェアリリースを発売

2015 年 9 月 21 日

レニショーは EMO 2015 展にて、レニショーキャリブレーションシステム向けの新しい無料ソフトウェアスイートをお披露目します。このスイートに搭載された Capture および Explore は、XL-80 レーザー干渉計システム向けのデータ取得および解析ソフトウェアです。CARTO リリース 1.1 では、位置決め、角度、真直度計測がサポートされており、使用するキー、位置、およびリモート(TPin)トリガリングの選択肢が提供されています。CARTO には新しいデータベースシステムが搭載され、データの自動保存と整理が行われるため、操作を簡素化するだけでなく、短時間で簡単にデータを過去の結果と比較することができます。

CARTO スイートに搭載されている Capture は、最先端の拡張データ取得アプリケーションで、次の機能を備えています。

  • 機械移動の向きを自動的に検出するため、手動工程につきまとう人為的なミスの可能性が排除されます。
  • 直感的なユーザーインターフェースにより、新しいユーザーも詳細なトレーニングを受けなくても短時間でデータ取得を行うことができます。 
  • すべての中核機能を 1 画面に用意しているため、効率的なナビゲーションが可能です。
  • ISO-10360 に準拠したターゲットシーケンスを自動作成できるため、面倒なテストセットアップを簡素化できます。

Explore は CARTO スイートで最先端の XCal-View データ解析ソフトウェアを使用できるようにしたもので 、次の機能を備えています。

  • 各種条件(機械名、オペレーター、データなど)を指定してデータベース内のテストを検索できます。これにより効率よく過去のテストデータを確認できます。
  • 同じ画面に複数のデータを重ねて表示して比較できます。
  • 試験結果から位置決め誤差補正ファイルを作成できます。
  • テストレポートには、グラフの線の太さ変更やロゴの追加などのカスタマイズを行うことができます。

ユーザーフレンドリーなインターフェース

CARTO のユーザーフレンドリーは直感的に使用できるため、新規ユーザーもトレーニングや長いマニュアルを読まなくても、短時間でデータの取得と解析を行うことができます。スイート内のソフトウェアはほとんどの機能をカスタマイズすることができるため、Capture でも Explore でも、ユーザーのニーズに合わせてカスタム化できます。

CARTO には更なる開発が続けられており、割り出し角度、平面度、動的計測を含む機能の追加が予定されています。CARTO リリース 1.1 は www.renishaw.jp/carto から無料でダウンロードできます。

レニショーの計測製品および性能モニタリング製品の詳細については、www.renishaw.jp/calibration を参照してください。

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