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複数のタッチプローブおよび工具計測システムを、一台のCNC工作機械上でご利用いただける新システムが登場。

レニショー 無線信号伝達式プローブシステムシリーズに、一台のCNC工作機械で複数のプローブが使用できる新インターフェースと、大型機械に最適な無線信号伝達式のコンパクトな新型工具計測プローブという、強力な新製品が加わりました。

2013年 2月 1日

RMI-Q

レニショー 無線信号伝達式プローブシステムシリーズに、一台のCNC工作機械で複数のプローブが使用できる新インターフェースと、大型機械に最適な無線信号伝達式のコンパクトな新型工具計測プローブという、強力な新製品が加わりました。

新製品のRMI-Q無線信号伝達式インターフェースは、一台の工作機上で最高4台のタッチプローブまたは工具計測プローブを使用することができ、CNC マシニングセンターおよびロータリテーブルやパレットチェンジャー装備の機械には最適な選択となります。様々なタイプのマシニングセンターや CNCフライス盤に簡単に導入することができ、レニショープローブシステムによる工具計測、工具折損検出およびワークのセットアップ、ワークの寸法計測/検証など、ケーブルレスの自動化された機上計測を実行して、その全ての効果を享受することができます。

計測に使用するプローブについては、千差万別の組み合わせが可能で、最も一般的な工具計測プローブの新製品 RTSと主軸タッチプローブ RMP60 との組み合わせ、あるいはまた、お客様の特定のアプリケーションの要件に従って選択された、互換性がある他の無線式主軸プローブRMP40 や RMP600などと組み合わせることもできます。

新製品RMI-Q を使用して、主軸装着プローブとテーブル上の工具計測プローブ、どちらかの電源を投入し、起動中のプローブはLEDで目視確認できます。RMI-Qには工具計測プローブの新製品 RTS と同様、定評のある(2.4GHz)FHSS方式の信号伝達技術を採用。全世界の無線通信規格準拠の設計で、利用者が急増する無線通信環境において、安定した無線通信を確実に提供します。

本システムは、プローブとレシーバー間の直線見通しが確保できないアプリケーションに適しており、通信範囲が最大15mなので、大型加工機には特にうってつけです。RMI-QにはRMIインターフェースで実証済みの機能が全て装備され、さらに、簡単なNCマクロプログラムにより一回の操作でご使用のプローブ全てとインターフェースをマッチングさせる機能をはじめ、追加機能がいくつか盛り込まれています。

RTS(無線ツールセッター)加工時の形状寸法の精度は、工具サイズの偏差、工具/ホルダーの振れや工具折損など、様々な変動要因に依存します。RTS 工具計測プローブは、工程内で工具磨耗などによる変動や偏差を補正して、コントローラに実際に発生した変化量を自動的にアップデートすることができ、さらに、工具の折損が検出されると、自動的に加工を停止することもできます。これは加工の手直し、作り直し、不良品や廃棄品の低減に大きく貢献します。

新製品 RTS接触式工具計測システムは、堅牢でコンパクト、ケーブルがいらないので、機械テーブルの動きを妨げることはありません。電波によりフローブからの信号が送受信されるため、直線見通しが確保できない全てのサイズの加工機、そして、これまでハードワイヤー式工具計測装置では取り付けが難しかったツインパレットやロータリーテーブル装備の機械に最適となります。

RTSの電源には標準的な単三型電池を2本使用。電池寿命が格段に長くなり、RMI-Qを介して、最高3台の他の無線信号伝達式プローブと組み合わせてご利用いただけます。

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すべての画像とテキスト - copyright Renishaw

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