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メディアも注目 - モントリオールの科学者が前立腺癌の研究で画期的な成果

2020 年 9 月 03 日

CHUM 研究センターと Polytechnique Montreal (モントリオール工科大学) の研究者チームが、侵攻性の前立腺がんの検出率を上げる新技術を開発しました。

レニショーの inVia™ ラマンマイクロスコープを使用し、ラマン分光と機械学習技術を組み合わせて、483 人の前立腺癌患者のサンプルを分析しました。同チームは、サンプルのラマンスペクトルを収集してアルゴリズムを改良し、健康な組織、前立腺管内癌、その他の前立腺癌の具体的な徴候を自動的に認識および分類するようにしました。

「癌が拡散する前、そして全身に転移する前に対処しやすくなるでしょう」と、このプロジェクトの研究者の 1 人である Dominique Trudel 氏は言います。

この技術は、前立腺癌治療の突破口と言われています。現在の方法よりも迅速で費用も安く、これまでに、9 割近くの症例で正確な診断が得られています。ただし、臨床での使用はまだ先で、技術検証テストをさらに実施する必要があります。

詳細情報

ニュース記事全文: https://www.chumontreal.qc.ca/en/crchum/nouvelles/better-way-detect-prostate-cancer

CTV ニュースでの報道: https://montreal.ctvnews.ca/montreal-scientists-make-breakthrough-in-prostate-cancer-research-1.5069963

研究論文: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7428053/