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グレード 3 球の高精度スタイラス

超高精度三次元測定機の使用が増えるに伴い、スタイラス球の仕様が誤差の算出において重要な要素となっています。

精密な測定機には、高精度スタイラスが必要です。レニショーは、形状偏差±0.08 ミクロンのグレード 3 の球のスタイラスを提供しています。

精度が重要な場合

  • スタイラス球の真球度が三次元測定機による測定結果に影響します。
  • 測定精度を確保するには、最低でも AFBMA 3290/DIN 5401-11.1993 のグレード 5 の球を使用してください。
  • 当社は標準で、真球度 0.13µm のグレード 5 のスタイラス球を採用しています。他のメーカーの多くが採用しているグレード 10 未満の球は採用していません。
  • 真球度 0.08µm のグレード 3 の球にも対応しています。

球のグレード比較

下表に、各球グレードの公差を示します。

グレード公称寸法(単位:mm、最小)公称寸法(単位:mm、最大)寸法偏差* µm直径不同 (µm) VDWS真球度 (µm) tDW表面粗さ (µm) Ra
3-12±5.320.080.080.010
5-12±5.630.130.130.014
10-25±9.750.250.250.020
16-25±11.40.400.400.025
20-38±11.50.500.500.032

* 球の平均直径 DWM に関する値

グレード 3 の球の設計上の留意事項

高精度球を使ったスタイラスの設計および構造の影響についての調査により、球への穴の加工と差込み棒に球を接着するときの内部のゆがみによって球の形状品質が低下することが確認されています。当社は、高精度なグレード 3 の球のスタイラスの設計を向上する方法について研究を進めています。

レニショー製のグレード 3 の球のスタイラスはすべて、穴を開けてない球を湾曲したカップに接着して作製しています。プロセスを通して球の形状品質が仕様内に収まっていることが、この設計の組付け前後に行った測定で確認されています。

グレード 3 球のスタイラスは、軸に窒化チタンのコーティングが施されて金色の仕上げになっており、簡単に区別できます。

測定能力と接着強度上の制約のため、グレード 3 の球の最小直径は 1 mm です。スタイラスにはシリアル番号は付かず、真円度の証明書を付属して納品します。

公称直径 DW

公称球直径

球の寸法の特定に使用する直径値

直径不同 VDWS

球直径偏差

球の最大直径と最小直径の差

真球度 tDW

球形からの偏差(真球度)

球の周囲に外接する球と球表面のいずれかの点の径方向の間の、径方向のいずれかの面における最大距離

 

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