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キャリブレーションの FAQ

全般

レーザーキャリブレーション製品の推奨校正間隔はどの程度ですか?

下記に、一般的な環境で製品を使用した場合の推奨校正期間を示します。極端な操作環境で使用した場合や損傷が疑われる場合には、高頻度での再校正を推奨します。また、社内の品質保証プログラム、国内や地域の規制に応じても、再校正は高頻度に行う必要があります。なお、保管、輸送または使用時に、過度の衝撃や振動を与えたり、極端な温度、圧力または湿度にさらしたりしないようにしてください。校正が無効になる場合があります。

 XM-60 2 年
 XL-80 および ML10 3 年
 XC-80 および EC10 1 年
 XR20-W 3 年
 RX10 2~3 年
 QC20-W および QC10 1 年

校正証書を再発行してもらうにはどうしたらよいですか?

レーザーキャリブレーション製品の校正証書の再発行はサービスセンターで承ります。手数料が発生します。ご了承ください。

再発行については、最寄りのレニショーオフィスまでご連絡ください。

当社に連絡する際には、製品のタイプ、最後の校正日、製造日をお伝えください。

再発行する証書は印刷物として送付します。すぐに必要な場合には PDF 形式での送付も対応します。

レーザーキャリブレーション製品をアメリカ合衆国に輸入する際に必要になる米国 FDA の登録番号は?

レーザー製品に関連しているため (セクション 1002. 12 に準じて)、アメリカ食品医薬品局に従って、放射線規制法 (連邦規則集 第 21 第 J 節) の管理と施工規則に対して、下記のとおり各製品に受入番号が割り付けられています。
XL-80: 1020567
XM-60:1220576
ML10: 8820431

arc 秒/ミリラドはどのような単位ですか?

1arc 秒は 1°の 1/3600 です。

ミリラドは 1 ラジアンの 1/1000 です。

XL-80 のハードウェア関連

XL-80 に触れると刺激を感じます。安全性は大丈夫ですか?

外部電源からわずかに電流が漏れていることが原因です。XL-80 で採用しているような電源では、わずかな漏洩電流が一般的に発生します。この電流は有害ではありませんが、レーザーヘッドの金属面に触れると指にかすかに刺激を感じることがあります。不安な場合は、アース接続した電源で代替できます (同じ仕様のものを使用してください)。当社が採用している代替電源は XP plc 製です。XL-80 に現状付属する電源よりも、わずかに大きいという点のみ、注意してください。

XL-80 では 50kHz 以上で高速取得できますか?

いいえ。取得速度はソフトウェアではなく、USB 接続に依存します。

XR20-W のハードウェア関連

光学部品を損傷してしまいました。自分で交換できますか?

いいえ。光学部品を交換する場合は、必ずレニショーに返却してください。デバイスの精度を保証するためには、光学部品が XR20-W のベースに完璧に平行になるように配置する必要があります。

XR20-W の光学部品が損傷した場合は、高い可能性でハウジングや光学部品周囲の機構も損傷しています。そのため、デバイスの精度を保証するために、レニショーに返却いただき、レニショーで完全な診断とメンテナンス、再校正を行う必要があります。

XR20-W に定期的な再校正は必要ですか?

はい。通常の環境で製品を使用した場合の推奨校正期間は、36 ヶ月間です。極端な操作環境で使用した場合や損傷が疑われる場合には、高頻度での再校正を推奨します。また、社内の品質保証プログラム、国内や地域の規制に応じても、再校正は高頻度に行う必要があります。

XR20-W 本体の保管、輸送または使用時に、過度の衝撃や振動を与えたり、極端な温度、圧力または湿度にさらしたりしないようにしてください。校正が無効になる場合があります。

バッテリはレニショー以外からも購入できますか?その際の参照番号を教えてください。

XR20-W のバッテリは Varta EasyPack XL (充電式リチウムポリマ) 3.7V です。メーカーのパーツ番号は VKB 56446 702 099 です。レニショーや他のサプライヤからも購入可能です。各種チャージャも購入可能です。

USB 電源を使用したいのですが、エラーメッセージが出ます。なぜでしょうか。

USB 電源から十分な電力が得られないため、PC の標準的な USB ポートでは機能しません。電源に接続して使用する必要があります。正しく機能させるためには、地域に合った電源定格の USB 電源と付属の USB ケーブルを使用してください。レニショーでは交換用の USB 電源と USB ケーブルを用意しています。

XR20-W のバッテリ駆動時間は?

通常のバッテリ駆動時間は 3 時間です。長期間にわたって使用しなかった場合はバッテリの電池が消耗しているため、使用前に充電するか、使用するバッテリをローテーションして使ってください。

XR20-W の精度は向きにかかわらず同じですか?

はい。

XR20-W を国外で使用する必要があります。ユニットを輸出/輸入する際に、特別に考慮すべきことはありますか?

XR20-W 本体は「規制対象外」の製品に分類されるため、XR20-W 本体の運搬に関して、輸出/輸入上の問題はありません。XR20-W 用のトラベルケースを使用することで、衝撃、湿度、温度変化から本体を保護できます。

XR20-W に付属のリチウムバッテリは IATA Dangerous Goods Regulations (国際航空運送協会の危険物規制) により、航空運送に際しての危険物に分類されています。この規制はお客様の責任で遵守するようにしてください。安全上の理由から、リチウムバッテリは製品内ではなくケースに収納するようにしてください。

ソフトウェア RotaryXL 関連

CARTO または RotaryXL を RX10 で使えますか?

いいえ。CARTO または RotaryXL で RX10 を使ってデータ取得はできません。レーザー装置に応じて、LaserXL または Laser 10 を使う必要があります。なお、生成した .rta ファイルは CARTO にインストールして解析できます。

QC20-W と XR20-W の Bluetooth 通信関連

Bluetooth の通信可能範囲が狭いのはなぜですか?

無線通信範囲は、QC20-W/XR20-W の Bluetooth デバイスと、ドングルまたは PC の搭載デバイスに左右されます。QC20-W/XR20-W の Class 2 デバイスの仕様範囲は 10m です。この範囲仕様は、ボールバーを良好な環境で使用した場合 (ボールバーとドングル/PC 間の Bluetooth 無線信号に干渉がほぼない場合) に想定されるパフォーマンスを表しています。

無線通信経路に物理的な障害があると Bluetooth の通信範囲に影響します。機械ガードや PC 自体によっても Bluetooth 無線信号が遮られることがあります。Bluetooth 信号の伝達に最も適していない材質は、オフィス用の間仕切りなどの繊維上の材質や液体です (人体も信号を遮ります)。

ドングルはできる限りボールバーの方向に向けることを推奨します。通信障害や Bluetooth 信号障害に対する対策としては、ドングルを USB 延長ケーブルに接続します。そして、ドングルをボールバーの近づけたり、機械ガードにかけたりします。

USB ドングルの選定基準は?

1.パッケージを確認します。Widcomm、Broadcom、BlueSoleil のドングルは、専用のスタックで動作するように設計されているため、セットアップが難しい場合があります。

2.ドングルにソフトウェアが付属していない場合は、Microsoft のスタックを使用するよう設計されているため、多くの場合、設定を行わなくてもそのまま Ballbar 20 や RotaryXL で使用できます。

Microsoft のスタックがインストールされているかはどうやって確認できますか?

1.スタートメニューをクリックし、[コントロールパネル] を選択します。

2.[コントロールパネル] の [システム] を選択します。

3.上部に複数のタブが並んだ [システムのプロパティ] ウィンドウが表示されます。

4.[ハードウェア] タブで [デバイスマネージャ] ボタンをクリックします。

5.デバイスリストに [Generic Bluetooth Radio] および [Microsoft Bluetooth Enumerator] が表示されている場合は、PC が Bluetooth に対応しており、Microsoft のスタックがインストールされています。

詳細については、アプリケーションノート「An introduction to Bluetooth® for QC20-W」をご覧ください。

PC に Bluetooth デバイスが実装されてますが、ドングルは必要ですか?

PC (通常はノートパソコン) に Bluetooth が搭載されていればスタックもインストールされています。PC に対する最初の操作は Ballbar 20 のインストールです。インストールが完了したら、ソフトウェア内で QC20-W を検索します。この段階では、下記のいずれかの状態になります。

1.ソフトウェアよりボールバーとの接続が確立し、ボールバーの値がリアルタイムで表示されます。

2.[Bluetooth がありません] というエラーメッセージが表示されます。

エラーメッセージが表示された場合は、Bluetooth デバイスが Ballbar 20 との通信に必要になる Microsoft のスタックを使用していないことが原因として考えられます。

下記のいずれかを実施してください。

1.Microsoft のスタックを使用している Bluetooth ドングルを使用する (最も簡単な解決策です)。

2.内蔵の Bluetooth デバイスが Microsoft のスタックを使用するように設定する。詳細については、PC のメーカーにお問い合わせください。デバイスが Microsoft のスタックを使用できない場合は、ドングルが必要です。

Bluetooth デバイスの使用が一部の国で制限されています。QC20-W と XR20-W はどこで使用できますか?

多くの地域で、Bluetooth の無線周波数を使用する機器は、無線機器を対象とした標準的な規制の対象外になっています。それ以外の地域では専用の認証を受ける必要があります。最新情報については、下記の参考文書を参照してください。

参考資料: Compliance of XR20-W rotary axis calibrator with radio device regulations

参考資料: Compliance of QC20-W ballbar with radio device regulations

テスト中に XR20-W の電源を切り替えてもよいですか?

いいえ、テスト中にバッテリと主電源の切替えはできません。

  • 電源を切り替えるには、XR20-W を機械から取り外し、再起動する必要があります。そのため、基準を再設定する必要があり、それまでに取得したデータが無効になります。
  • USB 電源に切り替えるには、機械の可動エリアに進入する必要があります。このような行為は危険なので、強く禁止されています。また、電源を変更するには、物理的な接触や力がユニットに加わり、取得したデータが無効になります。 

QC20-W のハードウェア関連

QC20-W に充電式バッテリを使用できますか?

充電式バッテリの使用は推奨していません。QC20-W に充電式 CR2 バッテリを使用する場合の注意点を下記に記載します。

1.QC20-W に充電式バッテリを使用すると、ハイグレードの CR2 バッテリ使用時よりも、本体から発生するノイズが 2~3 倍大きくなることがあります。このノイズの影響は、ボールバーを最大サンプリングレートで使用した場合 (小さなテスト半径を高速テストする場合など) にのみ大きく表れ、プロットに 200~300nm のノイズが示されます。

2.条件がそれほど厳しくない (より平均的な) テストでは、ノイズが比例して小さくなります。例えば、送り速度が 3000mm/min の 100mm テストでは、ノイズが約 60~70nm になります。

3.当社はこの構成で十分にテストを行っていないため、バッテリメーカーごとのノイズの変化量に関して十分に把握していません。

4.QC20-W に充電式バッテリを使用する場合は、まずボールバーキャリブレータ上に QC20-W を配置して、ノイズレベルが許容範囲であるかを確認することを推奨します。

5.充電式 CR2 バッテリによっては、極性を逆にして挿入した場合に QC20-W を保護する PTC 機構 (内部の短絡保護機構) が搭載されていません。バッテリを挿入する際には、極性を正しく挿入するよう注意してください。

スモールサークルアダプタの使用時にボールバーに推奨される向きはありますか?マニュアルではトランスデューサが配置されていますが、主軸側にトランスデューサを配置するとどうなりますか?

スモールサークルアダプタは、特定の向きに配置する必要はありません。ただし、ボールバーの重力の中心によってデバイスがカップへ強く固定されるため、マニュアルに記載してある向きを推奨します。できる限りこの向きにしてください。

ソフトウェア Ballbar 20 関連

パーシャルアークのスイープ角度とオーバーシュート角度は変更できますか?

できません。パーシャルアーク解析は、スイープ角度 220°とオーバーシュート角度 2°でのみ機能します。この組合せは、衝突回避とデータ取得の兼合いを考えた最善のものです。

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