ナビゲーションのスキップ

ブルーレーザー技術:オンマシン工具計測の標準を確立

2019 年 5 月 14 日

世界的なエンジニアリング技術会社のレニショーは、EMO Hannover 2019 にて最新の非接触式工具計測ソリューションをリリースします。NC4+ Blue システムは、さまざまな業界における機械工場の生産能力向上への貢献がすでに実証されている、当社が展示する各種スマートファクトリープロセスコントロールソリューションのひとつです。

EMO Hannover 2017 で発表した工具計測システムである機能拡張型 NC4 シリーズの成功を受けた NC4+ Blue は、当社最新の非接触式工具計測システムです。業界規格に準拠した、工具タイプでばらつきが少ない計測性能で工具計測精度を飛躍的に向上します。

サイクルタイム短縮とパーツ精度向上を両立

業界初のブルーレーザー技術(特許申請中)を搭載し、光学部品を改良した NC4+ Blue は、工具計測における精度を飛躍的に向上し、より高精度かつより効率的なワーク加工を実現します。

従来の非接触式工具計測システムに見られるレッドレーザーと比べて、ブルーレーザーは波長が短いため、回折の影響が改善し、最適なレーザービームの形状となっています。そのため、非常に小さい工具でも計測が可能になります。また、多様な切削工具を加工に用いる場合に極めて重要な、工具タイプごとの計測誤差も抑えられます。

NC4+ Blue は、自動最適化技術による新デュアル計測モードを搭載した、当社の最新非接触式工具計測ソフトウェアを使用します。このソフトウェアの機能を組み合わせることで、工具が濡れている場合などでも確実な高速計測が可能になり、時間と費用を削減できます。

シンプルなプログラミングとレポート – インダストリー 4.0 に対応

NC4+ Blue は、Set and InspectGoProbe といったオンマシンアプリやモバイルアプリなどの各種グラフィカルユーザーインターフェースにも対応します。これらのアプリは使いやすく、プローブ計測を初めて活用するユーザーや機械コードについての知識をほとんど持たないユーザーにとって最適です。経験豊富なユーザーにとってももちろん活用する利点があります。

レニショーの技術が、インダストリー 4.0 へのインテリジェントな意思決定を可能にするデータをもたらします。オンマシン工具計測で、製造プロセスの自動化と最適化、および品質問題と機械停止の低減が実現します。さらに、当社アプリ Reporter の最新バージョンでは、NC4+ Blue で取得した工具データの閲覧や任意のソフトウェアやコントローラで使用するためのエクスポートが可能です。

EMO Hannover 2019(9 月 16 日~21 日)にて、NC4+ Blue 非接触式工具計測システムや、その他のプロセスコントロールと加工工程自動化用の付随製品について紹介します。レニショースタンド(第 6 ホール、D48 スタンド)までお越しください。

ダウンロード

レニショーおよびレニショー製品についてのその他のイメージ、ビデオ、企業沿革などについては、メディアハブをご覧ください。