産業オートメーション用ボールバーシステム

RCS L-90 は、ロボットの立上げや精度確保を支援する産業オートメーション用ボールバーシステムです。その仕組みや特徴についてご覧ください。

RCS L-90 の機能

RCS L-90 は長さ 90mm のボールバーシステムで、ロボットシステムの据付けとキャリブレーションを支援します。各種テストを行うことで、ロボットのセットアップや診断のスピードアップや標準化、トレーサビリティの確保を図れます。

従来よりも短い時間でのロボットのセットアップや高精度化を実現できます。またプロセスの標準化もできるため、作業者の誰もが同じ手順に従って同じ成果を出せるようになります。

RCS シリーズは、シンプルな手順でロボットセルの機能性向上に貢献します。

RCS L-90 は、産業用ロボットのセットアップ、立上げそしてメンテナンスそれぞれにかかる時間を短縮するための製品です。手作業でセルをセットアップしていては時間がかかり、そして不正確です。その作業をシンプル化できれば、以下のような効果を見込めます。

メンテナンスや衝突の後で、ロボットセルを短時間で復帰させられます。ダウンタイムの短縮は、生産性の向上に直結します。

RCS Software Suite では、ロボットに接続しない状態でプログラミングができ、ロボットでの修正作業の必要性を低減します。

RCS L-90 テストは、対応するレニショー製ソフトウェアで標準化できます。オペレータに限定されず、どのオペレータでも同じテストを実施できるようになります。

RCS L-90 は産業オートメーションでの使用を前提に開発しています。十分な堅牢性で、ロボットセル内で安定して機能します。

空間精度テストを行うと、さまざまなデータが生成されます。各データは、RCS Software Suite のテスト結果画面で確認できます。

テスト結果からは、ロボットの潜在的な問題や、バックラッシュ、反転スパイク、ドループを検出できます。

ロボットの低パフォーマンスの検証テストや確認については、産業オートメーション用ロボット診断システム RCS T-90 をご覧ください。

オプションの購入や RCS L-90 についての詳細は、以下のフォームからお願いします。