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5 軸測定技術

高速/高精度のレニショー 5 軸測定技術は、多くの利点を備えており、検査処理量の大幅な向上に貢献します。

ヘッドタッチ

REVO ヘッドの接触

形状の位置とサイズを計測する場合、REVO の駆動軸と三次元測定機の XYZ 軸の組合せでポイント計測を行います。REVO/三次元測定機システムの「ヘッドタッチ」機能は、計測点数を減らして、計測スピードを優先したい場合に効果的です。

サークルスキャン

円形スキャンを実施する REVO®

毎秒最高 4000 データポイントを取得しながら円形をスキャンするルーチンです。想定パスを定義し、REVO ヘッドの 2 軸で表面をスキャンすることで、三次元測定機の軸を動かすことによる精度低下を回避します。サークルスキャンは、エンジンブロックなど、形状が非常に重要な穴の内部の測定に適しています。

ヘリカルスキャン

REVO の円柱スキャン

円柱や円錐の内側または外側の軸に沿って移動する計測です。スキャニング中、1 回転につき一定の長さを軸方向に移動します。ヘリカルパスに沿って定義された長さにわたり、大量のデータを取得します。

ガスケットスキャン

REVO のガスケットスキャン

ガスケットスキャンは、不均一なパスで計測するためのスキャンです。定義したターゲットポイントから、三次元測定機の動きが最小限になるパスが REVO システム側から自動生成され、膨大なデータを取得します。ガスケットスキャンは、5 軸フルモーションコントロールで動作します。

スイープスキャン: 平面

REVO による平面の一掃スキャン

三次元測定機を単一ベクトル方向に一定の速度で移動しながら、REVO ヘッド駆動で左右へのスイープスキャンを行いながら平面上のデータを取得します。三次元測定機本体に固有の誤差を低減しながら、表面を高速スキャンできます。

スイープスキャン: 曲面

REVO によるカーブ面の一掃スキャン

スイープ動作中にスタイラスの圧力を一定に制御して、表面形状の変化に対応します。三次元測定機は、三次元測定機本体固有の誤差を抑えるために一定方向に移動します。これにより、表面をたどりながら大量のデータを取得できます。このスキャンは、特にエアフォイル表面の計測に適しています。

セクションスキャン: 平面周辺

REVO のセクションスキャン: ブレード周囲

ブレードの一部やその他の外形を測定するには、測定ソフトウェアのセクションスキャン機能と REVO を使用します。この方法では、CAD モデルで測定セクションを定義し、単一操作で測定を実施します。REVO の無段階の位置決め機能により、三次元測定機が部品の周囲を移動する間、REVO が接触位置を制御します。

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