材質
スタイラスでは、先端球と軸材質の選択が重要になります。レニショーでは、様々な計測作業に適した各種スタイラスの材質をご用意しています。 先端球の材質ルビー
この人工ルビーを切削し、徐々に真球度の高い球に成形します。 ルビーボールは表面が特に滑らかで、圧縮強度が高く、機械腐食に対して優れた耐性を有します。 ほとんどのアプリケーションでは、先端球の材質としてルビーが最も適していますが、2 つのアプリケーションについては別の材質をお勧めします。 まず一つ目は、アルミニウムに対してスキャニング計測を酷使する場合です。 この素材は、凝着磨耗とよばれる現象を引き起こしやすく、アルミニウムが先端球の表面に付着することがあります。 このようなアプリケーションでは、窒化珪素材の先端球を使用することをお勧めします。 二つ目は、鋳鉄に対してスキャニング計測を酷使する場合です。 ルビーと鋳鉄が接触すると、ルビーボールの表面にアブレシブ磨耗が発生することがあります。 このようなアプリケーションには、ジルコニア球の使用をお勧めします。 窒化珪素
窒化珪素はアルミニウムに引き寄せられないため、ルビーのように凝着磨耗を起こしません。 しかし、スチール面に対して窒化珪素を使用した場合、磨耗が顕著となるため、窒化珪素の使用はアルミニウムに限定することをお勧めします。 ジルコニア
軸材質スチール非磁性ステンレススチールで作られた軸は、先端球直径 2mm 以上、長さ 30mm までのスタイラスに広く使用されています。一体型のスチール軸にすることで重量に比べ高い強度を得ることができ、また、剛性を損なうことなく先端球と軸の間に十分なクリアランスを得ることができます。 超硬超鋼軸は強度が高いため、ボール直径 1mm 以下か、長さ 50mm までの細い軸径に適しています。これ以上になると、重くなりすぎる、軸と本体部の二体構成のため合成が落ちる、等の問題が発生します。 セラミックボール直径 3mm 以上、長さ 30mm 以上の場合、セラミック軸はスチール軸と同等の強度を得られますが、超鋼より軽量となります。 セラミック軸のスタイラスは、衝突時に軸が破損するため、プローブの衝突保護にもなります。 カーボンファイバーカーボンファイバー材には様々なグレードがあります。 レニショーの カーボンファイバー(GF) は超軽量で、縦方向とねじれ方向(スター構造において重要)の強度が最大となる特徴を有します。 カーボンファイバーは不活性物質で、特殊樹脂母材と組み合わせることにより、多くの工作機械環境下でも優れた耐性を有します。 レニショーの GF は、長さ 50mm を超えるスタイラスで軽量を維持しながら、強度を最大に維持することができます。 また、振動減衰特性に優れ、熱膨張係数が無視できるほど小さいため、高精度歪みゲージプローブに最適な軸材質です。 リンクお問い合わせ詳細 や価格についてのお問い合わせは、オンラインでお寄せ下さい。直接コンタクトをご希望の場合は、 現地レニショーオフィスまでご連絡ください。 |