ナビゲーションのスキップ

現場で実現するプロセスコントロール

Equator™ ゲージングシステムは世界中で活用されています。

スクラップの削減

スクラップにかかるコストは、プロセスコントロールを適切に活用することで削減できることがほとんどです。自動化プロセスにインライン機器としてでも、スタンドアロン機器としてでも、Equator ならパーツの全数検査が可能です。工程能力が大きく向上します。

計測データをリアルタイムに確認するには、Process Monitor 機能が便利です。棒グラフやチャートからデータを視覚的に把握できるため、スクラップが発生する前にプロセスを修正できます。

ボトルネックの解消

三次元測定機の設置場所は現場とは別の恒温室であることが少なくなく、計測が完了し、データが得られるまで時間がかかってしまいます。時間がかかると、場合によっては生産プロセスが止まってしまいます。もしくは、NG 品を作り続けてしまうというリスクもあります。

Equator は汎用性が高く、動作も高速です。計測対象のパーツを素早く切り替えることが可能です。温度変化を加味した計測を現場で行えるため、時間の節約になります。

リーズナブルな価格

Equator は高い費用対効果が見込める製品です。手計測を Equator に置き換えることで、計測量が増え、人件費も減らすことができます。同等のカスタムゲージと比較すると、Equator のコストはその数分の一ですみます。

Equator はプログラムベースのシステムなため、新しいパーツを計測する際でも、カスタムゲージを高い費用をかけて作り直す、といったことが必要ありません。

自動化の容易な実現

「スマートファクトリー」の登場に伴い完全自動プロセスに対するニーズが高まっています。そこでの活躍が見込めるのが Equator です。

自動生産セルと Equator とは、EZ-IO キットを使うことで簡単に接続し通信させることができます。Equator へのパーツ搬送には、ロボットかシャトルタイプの装置を使用することが通常です。

温度変化に強い計測

Equator は恒温室でなく加工現場で高速、高精度な計測が可能なため、多くの場面での活躍が期待できます。

Equator は加工パーツとマスターとの比較測定を行うシステムであり、マスターの再測定作業 (マスタリング) を行うことで、温度変化を即座に相殺できます。

プログラムベース

設計/製造環境では、改良や変更が頻繁に行われます。Equator は、その時のパーツだけでなく、将来的な設計変更にも対応できるゲージングシステムです。

Equator に内蔵のレニショーソフトウェア MODUS を使用して、パートプログラムを変更したり、計測対象を追加および変更したりできます。

高い汎用性

製造されるパーツが数週間おきに変わるような現場には、Equator システムの多様なパーツへの対応力が非常に役に立ちます。

Organiser™ を使用することで、画像、パーツ名、バーコードを使用して簡単にパートプログラムを選択できます。さらに、パーツの固定は、レニショーのフィクスチャやフィクスチャプレートを使うことで簡単に切替えが可能です。